安心・安全 子供の腹痛と下痢に効果的な漢方薬

『東洋医学』で用いられる薬である漢方薬。この漢方薬は子供の腹痛に対して、大変に効果があります。また漢方薬は副作用も無いことから安心して服用できます。
子供の腹痛に効果的な漢方薬のいくつかをご紹介します。

●「ショウケンチュウトウ」という薬は、子供の腹痛に対して大変広く処方されている漢方薬といえるでしょう。この「ショウケンチュウトウ」という薬は腹痛だけではなく『冷え症』『神経が過敏』『疲れやすい』といった、虚弱体質の子供にも用いられることが多いのですが、体力が充実した子供にも充分な効果があります。

●「トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ」や「トウキシャクヤクサン」は腹部の冷えが激しい場合に処方される漢方薬です。

●「サイコケイシトウ」は、風邪などのために引き起こされる腹痛に大変効果があります。
「ケイシカシャクヤクトウ」は、便が軟らかく、残便感があるような症状の時に用いられる漢方薬です。注意すべきなのは腹痛の原因です。食中毒や虫垂炎(盲腸)、腸閉塞など、急を要する病気によって腹痛が生じている場合があるからです。漢方薬の服用が最善なのかどうか。個人の裁量で判断するのではなく、『東洋医学』『漢方医学』『西洋医学』などの医師の判断をあおぎ、必ずその指示にしたがって対処することが慣用です。

強い効果がある『西洋薬』は即効性では利らありますが、副作用というリスクが伴います。そのため子供、特に乳幼児への投薬は慎重に行わなければなりません。漢方薬は即効性こそありませんが副作用が無いため乳幼児への投薬においては安心できるでしょう。乳幼児で下痢などを起こした場合は、急性、慢性を問わず漢方薬は大きな効力を発揮します。前述したように漢方薬は副作用がありません。特に下痢が長期化している場
合には、漢方薬の服用を積極的に試みると良いでしょう。下痢が長期化している乳幼児に対し処方される漢方薬も様々あります。

代表的なもので症状が慢性の胃腸炎で体力のない子供には、「ニンジントウ」と「シンブトウ」を合わせて用います。これらの漢方薬は普段から食欲がなく、冷えやすい虚弱児に向いているとされます。一方、急性で発熱や腹痛を伴う下痢の場合、「オウレントウ」が大変効果的のようです。

ただし気をつけなければならないことがあります。漢方薬は『西洋薬』と異なり、病名や症状だけから適切な処方を導くことができません。病気の人それぞれの『証』といって『体質』『体力』『抵抗力』『病気の進行具合』など総合的に個人を診断し、処方する漢方薬判断して処方するのです。

『証』の判断は、『東洋医学』『漢方医学』の専門家にゆだねるのが大変理想的です。
効率的に効果を出すためにも専門家の診断を仰ぐべきでしょう。ここで示した漢方薬は、参考です。あくまでもおおよその目安と考えてください。